配列の扱い
JULIA言語では基本的に変数の宣言, 初期化は必要ない.
a = 1 #int型 b = 1.0 #double型
と, 勝手に認識してくれるし,
c = a+b #1.1
と, 自然な形で計算してくれる. あ, #~
は1行のコメントアウトね.
ちなみに複数行の場合は#= ~~~ =#
で囲む.
話を戻そう.
配列は番号が0からではなく1から始まり, 1次元配列は
x = [1, 2, 3] #x[1] = 1, x[2] = 2, x[3] = 3
2次元配列は
y = [1 2;3 4] #y[1, 1] = 1, y[1, 2] = 2, y[2, 1] = 3, y[2, 2] = 4
のように使うのだが, いきなり
y[1, 1] = 1
のように代入することは出来ないようだ.
代入する値が煩雑な式の場合は, 一旦初期化してからそれぞれの要素に代入するのがよさそう. つまり,
x = zeros(3) x[1] = 1 y = zeros(2, 2) y[2, 1] = 3
といった具合. zeros()
で配列の要素全てに0を代入している.